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大月町での風景づくり活動日記

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安満地(蜂の巣)から一切への道

この日、牧野富太郎が歩いた大月町安満地蜂の巣から一切への旧道を歩きました。101219_r000.jpg
 前回、断念した蜂の巣線の道を探索して、次回の牧野ウォーキングに使えないか調査するのが目的です。
今回は、柏島に前泊した東京大学の羽藤先生をはじめ、牧野植物園の稲垣先生、竹田さんほか町内のメインスタッフとで計9名が参加してくれました。みなさん東京からの旅費もお弁当も全部自腹での参加です。(うれしいですね。)
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この日は天気も良くて、気心が知れた仲間とのピクニック気分です。
ところが、やはり旧道の途中からはシダ類に覆われており、沢伝いに登りました。
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安満地側の登山道には、シシ囲いと呼ばれる石積みの砦が7合目ほどまで延々と築かれています。
これはイノシシから段々畑の作物を守るための作られた石囲いのようで、中には1tほどあると思われる石もあり、先人の知恵と苦労がうかがえる貴重な遺跡となっています。
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耕作を止めて何年経ったのでしょうか。
ハマセンダンが巨木になり、誰が名付けたのか「ゾウの足」のようになっています。
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8合目付近の大岩の上に立つと少しだけ安満地港が見えます。
安満地側にはここ以外に海の見える視点場がなく、休憩ポイントとして整備したいと考えます。
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 峠を越え、一切側の道を下る途中には「オオイワヒトデ」の大群落が広がっていました。
稲垣先生によると、これほど広い群落は県内では見たことがないというほど大規模で、山の中腹から麓まで続いています。 ここまで歩いた道中では、植生的に目玉がなかったので、これは貴重な「お宝発見!」といったところです。
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 結局、お昼も含めて約2時間ほどで一切地区に下山したのですが、少し急峻な山道であるものの、シシ囲いやオオイワヒトデなど一級品の資源もあることから、整備すると魅力的な道になる・・・という事になりました。
春までには何とかしたいなぁ・・・。