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大月町での風景づくり活動日記

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牧野富太郎の道「泊浦~椎ノ浦」を行く

 今回は、牧野植物園の稲垣先生らと牧野富太郎が明治14年と18年に歩いた泊浦~椎ノ浦(橘浦)を探しに行った。
tomariuranomichi.jpg
 明治時代には現在の県道は通っておらず、沢沿いの山道を登ることになる。 道らしきものは残っているものの山道を登るのは結構厳しい。 
途中の山が開けた所で営林署の林道に出会った。
しばらく道なりに進むと先頭を歩いてた稲垣先生が「ここだ、ここだ!」と呼んでいる。 遂に見つけた「この場所だ!」
tomariuranosancyou.jpg
「この場所」というのは、牧野富太郎が明治18年の日記に「泊浦ノ山頂ヨリ予洲ノ辺境ヲ望ム」と風景画スケッチを残した場所の事で、これまで場所が特定できずにいたものだ。
左側の山の稜線に木が茂り九州までは望めないが、海に掛かる海岸の稜線が見事に一致している。
稲垣先生から「富太郎のスケッチを銅版のプレートにしてここに設置するといいね」との提案をいただく。
komousen.jpg
更に林道沿いに歩を進めると、途中の山腹で50mの区間に渡り食虫植物「コモウセン」の群落を見つける。
コモウセンはモウセンゴケの小型のもので、絶滅危惧種との事。7月にはピンクの花を咲かせるそうである。
tuchitorimochi.jpg
 もっと山奥に入ると、今度はツチトリモチの群落に出会う。
こちらのツチトリモチはMサイズの玉子ほどある超大型があちこちにあって、先生も「こんなに大きなのは珍しい」との事。  これが松茸だったらいいのに・・・と考えたのは私だけ?
 この後、椎ノ浦へ下山する道が分からずに、山道を適当に下りましたが、最初から営林署の林道を歩けば山桜もあるし、コモウセンやスケッチの場所を辿る「富太郎の道」新コースとして十分使えそうに感じた。

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